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術後のいや~な気持ち悪さの正体とは?

こんにちは🎃

全身麻酔や静脈麻酔を受けたあと、気持ち悪くなってしまったり、吐いてしまったり、
辛い経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう経験を一度でも体験すると、麻酔に対して嫌だな、もう麻酔なんて経験したくない、
という気持ちになる方も多いと思います。

今回はその麻酔後の気持ち悪さの正体と、当院で行っている対策についてご説明したいと思います!


術後の気持ち悪さの正体は、医学用語で
「術後悪心・嘔吐(Postoperative nausea and vomiting :PONVピーオーエヌブイ)」
と言い、静脈麻酔や全身麻酔による手術の後に起こることがあります。

麻酔から覚めた後、術後の痛みは痛み止め(鎮痛剤)で軽減することはできても、
胃のむかつきや吐き気、嘔吐は起こることがあり、発生頻度はなんと3人に1人(30%)程度と言われています💦

ほとんどの方は吐き気は当日中におさまりますがなかには2、3日続いたり、手術当日は大丈夫でも翌日に発生する場合もあります。 なかには、術後の痛みよりも術後の気持ち悪さのほうが辛かったとおっしゃる方もいるようです。

以下のような方は術後の吐き気を起こしすいと考えられています。

✓女性の方、年齢が若い方
✓以前に全身麻酔、静脈麻酔で気持ち悪くなった経験のある方
✓乗り物酔いをしやすい方
✓おタバコを吸われない方
✓片頭痛をお持ちの方

その他にも使用する麻酔薬が要因だったり様々な要因があると言われていますが、
美容の手術をお受けになる方に多い要因を上げさせていただきました。

こうみると、美容整形手術を受けるたくさんの方に、術後の気持ち悪さがでてしまうリスクがあることが分かりますね。

この術後の気持ち悪さ、予防することも可能です!

当院で行っている対策についてご紹介させて頂きます。

当院では、看護師が術前の問診にてPONVのリスクについて事前にお伺いさせていただいております。

お話をお伺いし、術後気持ち悪さがでるリスクの高い方については麻酔を担当する麻酔科専門医と情報を共有し手術中より、
吐き気止めの薬を使用し、術後に気持ち悪さがでないように最大限配慮させていただいております。

また、手術後に気持ち悪くなってしまった方につきましても医師の指示のもと吐き気止めの薬を使用し、
術後の気分不快を最大限軽減できるように努めさせていただいております。

また、手術後はお身体がしっかり回復するまでリカバリールームでゆっくりおやすみ頂けます。

当院では皆様が安心して麻酔や手術を受けていただけるようスタッフ一同努めさせて頂いております。

以前全身麻酔や静脈麻酔をした後に気持ち悪くなってしまった方、また、麻酔で辛い経験をされたことのある方は、
お気軽に問診の際に看護師にお知らせくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

KAUNIS CLINIC

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