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高野医師のブログ

「下眼瞼下制と目尻切開の修正術」【第46回 日本美容外科学会(JSAPS) パネルディスカッション1  「眼瞼形成術後の修正術」】

【第46回 日本美容外科学会総会JSAPS 2023.9.14 パシフィコ横浜】

パネルディスカッション1 

「眼瞼形成術後の修正術」のセッションで

下眼瞼下制(たれ目形成、グラマラスライン形成)、目尻切開の修正術について発表させていただきました

 

下眼瞼下制術と目尻切開術は、併用して行われることも多い手術であるが、どちらも術後の後戻りを生じる可能性がある手術である。

そのため、効果が感じられない、少ないという理由で、再度追加の修正手術を行う場合がある。

その一方で、下眼瞼下制の術後、三白眼を改善したい、下がりすぎたので戻したいなどの理由から、術前の形態に戻す方向で修正を希望されることがある。

また、眼瞼内反、外反による機能的な問題を生じ、修正が望ましい症例もまれに経験する。

このような場合、単純な剥離操作や単一の術式のみでは十分な位置に戻すことができない症例が存在し、下眼瞼後退に準じた治療が必要になる。

目尻切開に関しても、術後の形態の問題(目尻が丸い、四角い、結膜露出など)から元に戻す修正を希望される場合がある。

下眼瞼後退の治療にあたっては、前葉、中葉、後葉の問題を把握し、それぞれに適した複数の手術を組み合わせて修正手術を行うことが重要であると考えている。

組織の不足が軽度である症例では、十分な剥離操作のみで改善できる場合もあるが、不足が高度である症例では、剥離に加えて、組織を補い後戻りを防ぐ必要がある。

前葉の不足がある症例に対しては、整容面を考慮してミッドフェイスリフトを利用した頬部皮弁により皮膚の不足を補い、後葉の不足がある症例に対しては、硬口蓋粘膜移植を行っている。

また、目尻切開の修正を要する症例に対しては外眼角形成を、要しない症例でも、後戻り予防のための外眼角固定を行っている。

目の外側を大きくしたい希望があり手術を受けた経緯のある患者が大多数のため、三白眼や目尻の形態が改善されても、過矯正となりいわゆるつり目の状態になることや瞼裂横径が狭くなることは好まれない。

状態に応じて、整容面に配慮した術式を選択し組み合わせて治療することに加えて、適度な矯正程度として後戻りを防ぐことが重要であると考えている。

 

Doctor Profile

Doctor 高野敏郎

高野敏郎

大学病院を中心として、顔面の様々な疾患に対する高度な診療に10年以上専念しました。
美容外科を専門としてからは、その経験と技術を土台として、まぶた、鼻、そして他院修正手術に力を入れて取り組んでまいりました。
あなたのご希望に寄り添ったうえで、私自身の感性を生かしつつ、デザイン、バランスにこだわる手術を心がけています。

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